
●O TERNO / ATRAS / ALEM
輸入CD 2,200円(税込) (INDEPENDENTE / OTERNO04 / 7899989961494)
ブラジリアン・ソングサイクル第2章。ブラジル新世代のシンガー・ソングライター、チン・ベルナルデスが、自身のバンドであるオ・テルノを率いて新作をリリース。ゲストに 坂本慎太郎、デヴェンドラ・バンハート が参加!
カエターノ・ヴェローゾにも通ずるソング・ライティングと、ブライアン・ウィルソンやヴァン・ダイク・パークスを思わせるオーケストラ・アレンジ、ヴィンテージ機材を使用したフェティッシュなまでのサウンドへのこだわりで、ブラジル音楽ファンはもちろん多くのグッド・ミュージック・ファンを魅了したチン・ベルナルデスのソロ作『ヘコメサール』。ブラジル本国はもちろん、ここ日本でも高く評価され、ミュージック・マガジンが選ぶ「ブラジル音楽オールタイム・ベストアルバム100」にランクインするなど、2020 年代のブラジル音楽を牽引する存在として注目を集めている。
そんなチン・ベルナルデスが所属するバンド、オ・テルノの新作が本作『ATRAS / ALEM』である。目玉はなんといっても先行で 7inch リリースされた坂本慎太郎とデヴェンドラ・バンハートがゲスト参加した “Volta e Meia” だろう。ドイツのフェスで共演したことがきっかけで実現したというこのコラボレーション。リズムボックスのチープなリズム、弦や管までが加わった現代ならではのオーケストラル・ポップに、坂本慎太郎のポエトリー・リーディング、ベネズエラにルーツを持つデヴェンドラのスペイン語詞が乗るマジカル・チューン! カエターノ・ヴェローゾやムタンチスを思わせる仄かなサイケデリアが夢見心地な”Tudo Que Eu Não Fiz”、ダイナミックな展開を可能にする精緻なアレンジに圧倒される “Nada / Tudo”、弦やコーラスによるオーケストラ・サウンドにサンバのリズムが融合した “Bielzinho / Bielzinho” ..などなど、チン・ベルナルデス『ヘコメサール』の続編とでも言えそうなオーケストラル・ポップ路線は継続しつつ、さらにスケール感も増した全 12曲。ブラジルという枠を超えて、60/70’s ヴィンテージ・ロックから J-POP のファンにまで聴かれるべき、真にエバーグリーンな名作の誕生だ。
▼ジャケットの穴からブックレットの円が見える仕様。ブックレットの向きを変えることでジャケットの円の色も変わります。

●JUAN MIGUEL CAROTENUTO / DIVERSO MUNDO
輸入CD 2,200円(税込) (INDEPENDIENTE (ARG) / JMC2019 / 2299990895166)
クリバス周辺、ラ・プラタ界隈の様々なプロジェクトに参加するドラマー、フアン・ミゲル・カロテヌートがソロ作を発表。自身が歌も担当するシンガーソングライターとしての魅力があふれた一枚となっている。もちろんフェルミンやハビエル・ナダル・テスタなどラ・プラタ・シーンの俊英たちが多数参加。

●エクスペンシヴ・マグネッツ / エクスペンシヴ・マグネッツ
国内CD 1,980円(税込) (ウルトラヴァイヴ / MOCLD-1020 / 4526180493815)
ペドロ・マルチンスとジェネヴィェーヴ・アルターディ(KNOWER)による話題のユニット「EXPENSIVE MAGNETS」日本限定盤リリース!サンダーキャットやクインシー・ジョーンズも絶賛したLAビート・ミュージック・シーンの最重要ユニット、KNOWERの歌姫ジェネヴィェーヴ・アルターと2019年7月にカート・ローゼンウィンケル主宰のハートコアレコードから「VOX」をリリースし、今最も注目されているギタリスト、ペドロ・マルチンスのコラボアルバムがボーナストラック2曲を追加して日本限定でCD化!!
カイピ~VOXに続く現代ジャズポップの最先端をジェネヴィェーヴ・アルターディの美しい歌声とペドロ・マルチンスのギターが奏でる2019年最注目作品。
ボーナストラック1曲追加した日本限定盤。

●KAI D'RAIZ / LIMBO
輸入CD 2,200円(税込) (INDEPENDIENTE (ARG) / K9I17 / 2299990840150)
フォルクローレとジャズを融合した作風で世界的評価を受けるアルゼンチン・ジャズのオリジネイター、ギジェルモ・クレイン・フォロワーな魔術的ポリリズミック・ジャズ・グループが2作目にしてロック成分多めでカムバック!パズルのようなリズミカルな演奏にノイジーなギターが加わり新たな扉を開いています。